『死をポケットに入れて』 チャールズ・ブコウスキー
『死をポケットに入れて』
チャールズ・ブコウスキー 著 / 中川五郎 訳
河出書房新社 / 文庫判並製 / 248P
「死に近いということ、それがわたしのパワーの源だ」
妻から贈られたMacを使い、70歳を超えた作家は水を得た魚のように書きまくる。
ユーモアの源である競馬場に通い、酒を飲み、夜中にひたすら書く。
サインを求める訪問者、いんちき詩人、長年の貧乏生活、骨折り仕事……。
まやかしを許さず、深い洞察を貫いたユーモアあふれる哲学的エッセイ。
ロバート・クラムのイラスト12点収録。