『夢のなかで責任がはじまる』 デルモア・シュワルツ
『夢のなかで責任がはじまる』
デルモア・シュワルツ 著 / ルー・リード 序文 / 小澤身和子 訳
河出書房新社 / 四六変型判 / 308P
「夢のなかで責任がはじまる」という一作の短編により鮮烈な登場を果たすや、ウラジーミル・ナボコフ、T・S・エリオットらにその鋭い才能を絶賛され、20世紀アメリカ文学史上に一条の軌跡を残した伝説的作家デルモア・シュワルツ。
サリンジャー、チーヴァー、フィッツジェラルドの系譜に連なる、若者たちの焦りと輝きをクールな筆致で捉えた「新世代の代弁者」、待望の本邦初作品集。
著者プロフィール
デルモア・シュワルツ (シュワルツ,デルモア) (著/文)
アメリカの作家・詩人。1913~1966。ナボコフ、エリオットらがその才能を絶賛し、ソール・ベロー、鮎川信夫、ルー・リードなどに影響を与えた。短篇集『夢のなかで責任がはじまる』、詩集『創世記』など。
ルー・リード (リード,L) (著/文)
1942年ニューヨーク州ブルックリン生まれ。1965年ヴェルヴェット・アンダーグラウンド結成。1972年ソロ活動に入る。2013年没。
小澤 身和子 (オザワ ミワコ) (翻訳)
翻訳者。訳書に『アメリカ死にかけ物語』『サワー・ハート』(以上、河出書房新社)『クイーンズ・ギャンビット』(新潮社)『覚醒せよ、セイレーン』(左右社)『ベル・ジャー』(晶文社)など。