『神戸、書いてどうなるのか』 安田謙一
『神戸、書いてどうなるのか』
安田謙一 / 筑摩書房 / 文庫判並製 / 288P
店、人、乗り物、風景、歌、映画、小説、極私的記憶……
108のエッセイで語る、神戸にまつわるエトセトラ。
文庫版解説をtofubeats、カバーイラストを坂本慎太郎が担当。
神戸。海と山に挟まれたその街には、食堂、酒場、喫茶店、レコード店、書店、映画館、商店街、銭湯など人々に愛される場所があり、その街についての素晴らしい本や歌があり、著者の大切な思い出がある。108のエッセイで語る、ひとつの街の暮らしと記憶。「私が愛した神戸の多くのものは姿を消したけれど、神戸が面白くなくなったとは言わない」。写真・イラストマップも収録。
目次
第一章 食べたり?んだり、神戸
第二章 ぶらぶら歩く、神戸
第三章 神戸を読む、観る、聴く、買う
第四章 神戸の記憶
第五章 神戸育ちのてぃーんずぶるーす
暴力戦士 西東三鬼――単行本版あとがきにかえて
神戸、そして――文庫版あとがきにかえて
解説 「神戸、書いてどうなるのか」について書いてどうなるのか tofubeats
写真/永田収 イラスト/山内庸資
カバーイラスト/坂本慎太郎 デザイン/中村道高(tetome)
著者プロフィール