『ワーク・イズ・ライフ 宇宙一チャラい仕事論』 近藤康太郎
『ワーク・イズ・ライフ 宇宙一チャラい仕事論』
近藤康太郎 / CCCメディアハウス / 四六変型判並製 / 200P
将来が不安? 今の自分でいい? 大丈夫。
毎日をご機嫌にする技術
〈仕事〉〈勉強〉〈遊び〉
――幸せの大三角をめぐる旅
作家で猟師、『三行で撃つ』著者による人生講座
こんな、あなたへ。
◉仕事にやりがいを感じていない
◉世の中の役に立っている気がしない
◉好きなことがわからない
◉人生このままでいいのか不安
人はなぜ、働くのか?
幸せになるため。
ナイスな日々を過ごすためである。
〈ワーク・ライフ・バランスって言いますけれど、じゃあ、ワークとライフのバランスをどうしようっていうんですか?(略)この思想の根底にあるのは、ワークとはライフを豊かにするため、カネを稼ぐために嫌々やる苦役という発想です〉
おもしろい〈仕事〉がしたい、と人は言う。しかし、〈仕事〉のみならず、〈勉強〉、そして〈遊び〉でさえ、他者に強制される何かとは、本質的におもしろくないものだ。
ただ、〈仕事〉をおもしろくする人間は、いる。〈仕事〉は与えられるものではなく、つくるものという発想を持つことだ。
工夫する。少しでいいから、快適にする。おもしろいと思えるように、変えていく。あるいは、自分が変わる。最終的に仕事によって、自分を表現する。表現者としての職業人。そこを目指すにはどうするか? 人生を支える三つの要素を強くすることだ。
〈仕事〉〈勉強〉〈遊び〉――幸せとは、この大三角から成り立っている。
三つは切り分けて考えられがちだが、互いが補完しあう。一つが強くなれば他も強くなる。自分の軸ができていく。
〈一生かけてしゃぶり尽くす、自分の「骨」を知る。歯を食いしばって〈遊び〉、自分で自分を律する〈勉強〉を経て、自発的に創りあげる〈仕事〉に結実する。大三角の永久循環運動。幸せとは、このことだったんです〉
いい人になる。おもしろい人になる。
自分で信じられる、「自分」になる。
転がる石に、なれ。
《目次》
■ 第一夜話:〈仕事〉
■ 第二夜話:〈勉強〉
■ 第三夜話:〈遊び〉
■ 第四夜話:事故
■ 第五夜話:異常