『トラウマ文学館 ひどすぎるけど無視できない12の物語』 頭木弘樹
『トラウマ文学館 ひどすぎるけど無視できない12の物語』
頭木弘樹 編 / 筑摩書房 / 文庫判 / 400P
もう思い出したくもないという読書体験が誰にもあるはず。洋の東西、ジャンルを問わずそんなトラウマ作品を結集!
誰しも、子供の頃などに読んで、トラウマのようになってしまっている物語があるもの。タイトルも作者も忘れてしまっても、物語の肝心なところは、忘れようにも忘れられない。そして、もしかすると、それを読んだことが、今の自分に大きく影響しているのかもしれない…。そんな物語ばかりが集めてある文学館。ここを訪れてしまったら、出てくるときには、もう前と同じ自分ではいられない…。