『勝手に生きろ!』 チャールズ・ブコウスキー
『勝手に生きろ!』
チャールズ・ブコウスキー 著 / 都甲幸治 訳
河出書房新社 / 文庫判並製 / 288P
書いて、書いて、飲んで、労働して。
ヘンリー・チナスキーはさまざまな食を転々としながらアメリカを放浪する。
雑誌の配送、犬のビスケット工場、蛍光灯の取付け、イエロー・キャブ……。
単調な労働の果ては、手ひどい二日酔いが待ち受ける。
ユーモアと陽気な女たちに助けられながら、短篇を書いて編集部に送るも原稿はたいてい不採用。20代ブコウスキーの体験をもとに綴られた人間の自由をめぐる物語。