『たんぱく質』 飴屋法水 文 / 志賀理江子 写真
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『たんぱく質』
飴屋法水 文 / 志賀理江子 写真
palmbooks / A5 変形判上製(154×154mm) / 144P
オール2色印刷、両面印刷カバー・折返し帯
なぜか生きている
私は
私が
生と死、獣と人、食べること、殺すこと
めぐりゆく記憶、この地球に生まれ、やがて、
去っていく、私のすがた、この世のはなし
「生」の根源を見つめる演劇作家の集大成!
志賀理江子が、飴屋法水の小説にむけて撮り下ろした写真
およそ 30 点が全編をとおして織りなされる
あたらしい小説体験
飴屋法水(あめや・のりみず)
1961 年山梨県生まれ、東京都在住。演劇、美術、文筆をはじめ、領域を横断しながら一貫して、人間の「生」の根源を見つめる独自の表現をおこなう。高校在学中、唐十郎の「状況劇場」に音響担当として加わり、83年「東京グランギニョル」を結成、演出家として独立。90 年代は主に現代美術の分野で活動。その後、動物商となり、2005 年「バ ング ント」展で美術活動を、07 年「転校生」で演劇活動を再開。以来、フェスティバル・トーキョー、国東半島芸術祭などに参加。東日本大震災後、いわき総合高校の生徒とともに校庭で「ブルーシート」を上演。著書に『君は珍獣 ( ケダモノ ) と暮らせるか?』『ブルーシート』『彼の娘』がある。