『失われゆく仕事の図鑑』
『失われゆく仕事の図鑑』
永井良和、高野光平、鵜飼正樹、加藤政洋、川井ゆう、木村立哉、栂嶺レイ、蔦秀明、宮崎健二 著
グラフィック社 / A5判並製 / 184P
名曲喫茶、バスガール、押し売り、ミルクスタンド、公衆電話、電話交換手、ドライブイン、サーカス、チンドン屋、ちり紙交換、野菜の行商、連絡船、カップヌードルの自動販売機etc.
近年、とみに進む合理化によって仕事・職業の種類は日に日に数を減らしています。
かつてはどこでも見られた風景が消えつつある。それは寂しいことでもありますが、記憶の中で生き続ける彼らの姿は「職業文化」ともいうべき貴重な記録ともいえます。
本書では、すでに無くなってしまった仕事、わずかながらも残る貴重な仕事、さらには合理化の上の合理化で、自動販売機すらもなくなりつつある「仕事」など121の仕事・職業について「ショー」「遊び」「食」「物販」「交通」「サービス」「作業」などのジャンル分けで紹介。
「懐かしい」というリアル世代にも、「こんな仕事あったんだ!」という新世代にもわかりやすいよう、イラストなどを交えながら解説する1冊。
特集ページでは、消えつつある職業についていたOB・OGのインタビューなども紹介。
今はなき街の姿、あの頃の想い出、そしてテレビや小説でしか知らなかった(?)「アノ」仕事のリアルがわかる内容に。