『潜水鐘に乗って』 ルーシー・ウッド

『潜水鐘に乗って』
ルーシー・ウッド 著 / 木下淳子 訳
東京創元社 / 四六判上製 / 320P

そこは、現実と幻がいともたやすく交わる地。
妖精、巨人、精霊、魔犬……
英国コーンウォールの豊かな伝説を下敷きにした、
ささやかでありながら忘れがたい12の物語

48年ぶりに夫と再会するため、旧式の潜水鐘で海にはいっていく老婦人(表題作)、身体が石になる予兆を感じた女性が過ごす最後の一日(「石の乙女たち」)、やがて巨人になる少年と、人間の少女のなにげない日常のひととき(「巨人の墓場」)、数百年を生き、語るべき話を失いながらも再び物語を紡ごうとする語り部(「語り部(ドロール・テラー)の物語」)……

妖精、巨人、精霊、願い事をかなえる木、魔犬……さまざまな伝説や伝承がいまなお息づく現代の英国コーンウォール地方を舞台に、現実と幻が交錯する日々をあるがまま受け入れ、つつましく暮らす人々の姿を、新鋭ルーシー・ウッドが繊細かつ瑞々しい筆致で描く12編を収録した短編集。訳者あとがき=木下淳子

■目次
「潜水鐘に乗って」
「石の乙女たち」
「緑のこびと」
「窓辺の灯り」
「カササギ」
「巨人の墓場」
「浜辺にて」
「精霊たちの家」
「願いがかなう木」
「ミセス・ティボリ」
「魔犬(ウィシット)」
「語り部(ドロール・テラー)の物語」

¥2,970

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