『京都SFアンソロジー:ここに浮かぶ景色』 井上彼方 編
『京都SFアンソロジー:ここに浮かぶ景色』
井上彼方 編 / Kaguya Books / 社会評論社 / 文庫判 / 240P
※先行販売特典は終了いたしました。
京都にゆかりのある8名の作家が綴る、京都SFアンソロジー。1200年の都? いえいえ、わたしたちの棲む町。アート、池、記憶、軒先駐車、松ぼっくり、物語——。妖怪もお寺も出てこない、観光地の向こう側をお届けします。大阪/京都を拠点にするKaguya Booksより、待望の地域SFアンソロジー第1弾刊行!
目次
はじめに
千葉集「京都は存在しない」
暴力と破滅の運び手「クラーク・ワークス」
鈴木無音「聖地と呼ばれる町で」
野咲タラ「おしゃべりな池」
溝渕久美子「第二回京都西陣エクストリーム軒先駐車大会」
麦原遼「立看の儀」
藤田雅矢「シダーローズの時間」
織戸久貴「春と灰」
編者あとがき
編者プロフィール
井上彼方
京都で猫と暮らしている。SF企業VGプラス合同会社。オンラインSF誌 Kaguya Planetのコーディネーター。編書『SFアンソロジー 新月/朧木果樹園の軌跡』(Kaguya Books/社会評論社)、『社会・からだ・私をフェミニズムと考える本』(社会評論社)、『結晶するプリズム 翻訳クィアSFアンソロジー』(共編)。