『言語機械 ハルムス選集』 ダニイル・ハルムス
『言語機械 ハルムス選集』
ダニイル・ハルムス 著 / 小澤裕之 編訳
未知谷 / 四六判上製 / 176P
20世紀ロシア文学最大の奇才
前衛文学・芸術グループ「オベリウ」を率い、ロシア・アヴァンギャルドの最後の光芒のごとく消えていったダニイル・ハルムス。
ソ連当局検閲強化の下、地下出版で読み継がれた翻訳不能と言われたザーウミ詩から、音の入れ替えで楽しさを増幅させる児童向けの話、理路整然とした評論や日記・手紙の類まで網羅した、ハルムス作品の全容、新訳。