『シェイクスピア・アンド・カンパニイ書店』 シルヴィア・ビーチ
『シェイクスピア・アンド・カンパニイ書店』
シルヴィア・ビーチ 著 / 中山末喜 訳
河出書房新社 / 文庫判並製 / 432P
一九一九年、パリ・オデオン通りに伝説の書店は開かれた。ジョイス、ヘミングウェイ、フィッツジェラルド、ジィド…国際色も豊かに多くの作家が集ったその書店の、書物への愛に満ちた輝かしい日々。『ユリシーズ』の出版社としても名高い店主が鋭い観察眼とユーモアで綴る、二〇世紀文学の舞台裏。
目次
シルヴィアとは何者か
パレ・ロワイヤル
私自身の書店
アメリカからやってきた巡礼者たち
パリの『ユリシーズ』
シェイクスピア・アンド・カンパニイ書店
ヴァレリー・ラルボー
ジョイスの眼
私の最良のお客様
『ユリシーズ』の初版本〔ほか〕