『歩くこと、または飼いならされずに詩的な人生を生きる術』 トマス・エスペダル
『歩くこと、または飼いならされずに詩的な人生を生きる術』
トマス・エスペダル 著 / 枇谷玲子 訳
河出書房新社 / 四六判上製 / 272P
「自分の人生を、主導権をもって歩き続けるとはどんなことか?」
通りを、アスファルトを、山道を、海岸沿いを、並んで、ひとりで、知覚を冴え渡らせ、無と化し、鳥の声に耳を澄ませ、寡黙に、饒舌に、物悲しく、意気揚々と、自由を求めー歩く。
北欧における"世界文学の道先案内人"が、古今東西の作家、音楽家、思想家たちの言葉に触れながら思索を深める渉猟の記録。現代ノルウェーの金字塔的作品。