『出セイカツ記 衣食住という不安からの逃避行』 ワクサカソウヘイ
『出セイカツ記 衣食住という不安からの逃避行』
ワクサカソウヘイ / 河出書房新社 / 四六変型判 / 268P
「石を売る」「穴を掘る」「一年間布団で寝続ける」「限界まで断食する」―。
日常をささやかに変える試みを通じて「社会の当たり前」を考察し、「衣食住」にまつわる根源的な矛盾や不安について、ユーモラスに指摘しながら、解決の糸口を探る傑作冒険エッセイ!
誰しもが日々の中で抱く「漠然とした不安」に対して、衣食住の観点から著者本人が体を張って抵抗を試みた、爆笑と感動の生活探索記。