『言語が違えば、世界も違って見えるわけ』 ガイ・ドイッチャー
『言語が違えば、世界も違って見えるわけ』
ガイ・ドイッチャー 著 / 椋田直子 訳
早川書房 / 文庫判 / 464P
コトバとココロをめぐる、言語学の冒険!
ホメロスの叙事詩『イリアス』や『オデュッセイア』では、海と牛がともに「葡萄酒色」と表現され、「青」は一切出てこない――古代ギリシャ人は世界がモノクロに見えていた? 前後左右にあたる語を持たず東西南北で位置を伝えるグーグ・イミディル語話者の「絶対方位感覚」とは? ドイツ人にとって、男性名詞「リンゴ」は男らしい? 言語が認知に与える驚くべき影響を解き明かすポピュラーサイエンス。