『増補 本屋になりたい この島の本を売る』 宇田智子
『増補 本屋になりたい この島の本を売る』
宇田智子 / 筑摩書房 / 文庫判並製 / 256P
ここで働く理由がある
沖縄の市場の真ん中の小さな古書店で
本と人とこの場所についてさらに考えた
「本屋になりたい」の一念で、東京の巨大新刊書店から沖縄の小さな古本屋へ。この島の本を買い取り、並べ、売る。市場の本屋で、本と人の間に立ち、奮闘する毎日を記した元本より7年を経て大幅加筆。牧志公設市場の建替え、新型コロナ感染症の襲来、激動の日々のなか新たにした決意。なりたい「本屋」の姿とは?
文庫化に際し1章加筆。解説 小野正嗣