『ドライブイン探訪』 橋本倫史
『ドライブイン探訪』
橋本倫史 / 筑摩書房 / 文庫判 / 432P
ロードサイドの風景から、
戦後のあゆみが見えてくる。
道路沿いにひっそりと佇み、食事を提供するドライブイン。それは道路建設に沸き、クルマや観光旅行が普及した昭和に隆盛し、現在は徐々に消えつつある。そんな全国各地のドライブインに通い、店主の話にじっくり耳を傾けると、人の歴史、店の歴史、日本の戦後史が見えてくる──。足を使い、時間をかけた取材が見事に結実した、傑作ノンフィクション。