『フランキスシュタイン ある愛の物語』 ジャネット・ウィンターソン
『フランキスシュタイン ある愛の物語』
ジャネット・ウィンターソン 著 / 木原善彦 訳
河出書房新社 / 四六変型判上製 / 424P
1816年、レマン湖畔。バイロン卿の別荘で5人の男女が怪奇譚を披露するなか、メアリー・シェリーは生命の禁忌に触れる怪物を夢想する。一方現代の英国では、医師のライ・シェリーが秘密裏に危うい研究を進め…。
フランケンシュタインの怪物、人体冷凍保存施設、セックスボット、超人類(トランスヒューマン)、しゃべる頭(トーキング・ヘッズ)、不死者(アンデッド)……。
人類は夢と希望の螺旋を紡ぎ、マッド・サイエンティストはまた恋に落ちる。
イギリス最重要作家のひとりによる、AI時代のトランス・ゴシック・ラブストーリー。