『私の名前はルーシー・バートン』 エリザベス・ストラウト
『私の名前はルーシー・バートン』
エリザベス・ストラウト 著 / 小川高義 訳
早川書房 / 文庫判 / 240P
ルーシー・バートンの入院は、予想外に長引いていた。幼い娘たちや夫に会えないのがつらかった。そんなとき、思いがけず母が田舎から出てきて、彼女を見舞う――。
疎遠だった母と他愛ない会話を交わした五日間。それはルーシーにとって忘れがたい思い出となる。
ピュリッツァー賞受賞作『オリーヴ・キタリッジの生活』の著者が描く、ある家族の物語。