『感電しかけた話』 伊舎堂仁
『感電しかけた話』
伊舎堂仁 / 書肆侃侃房 / 四六判並製 / 120P
「たまたま死ななかっただけ、と思ってもらっていいです」「はい」
第一歌集『トントングラム』でデビュー、
破天荒で新鮮な口語短歌によって注目される著者の第二歌集。
【収録歌より】
ぼくたちを徴兵しても意味ないよ豆乳鍋とか食べてるからね
その町にいればどこからでも見えるでかい時計の狂ってる町
本日も東日本のご利用まことにありがとうございました
自販機へのぼる誰もがつま先をお釣りの穴にいったんいれて
バナナのにおいのチョコレート食べてるときの人間はザコ