『犬の記憶 終章』 森山大道
『犬の記憶 終章』
森山大道 / 河出書房新社 / 文庫判 / 306P
ぼくには生来、物事を極から極に振る性癖があり、自分で自分を制御できなくなることがしばしばで、そのときもまさしくそうなのであった。つまり僕は、そんな日々のなかである日突然、"オレはカメラマンになる(中略)"ということに決めてしまった。
ー「大阪」より
「パリ」「大阪」「新宿」「武川村」「青山」―現代写真界のレジェンドの原点を示す唯一無二、必読の半自伝。写真約50点を収録し、入門的一冊としても。
付録=略年譜、おもな展覧会、作品リスト