『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』ブレイディみかこ
『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』
ブレイディみかこ / 新潮社 /文庫判 / 336P
人種も貧富の差もごちゃまぜの元底辺中学校に通い始めたぼく。人種差別丸出しの移民の子、アフリカからきたばかりの少女やジェンダーに悩むサッカー小僧。まるで世界の縮図のようなこの学校では、いろいろあって当たり前、みんなぼくの大切な友だちなんだ――。ぼくとパンクな母ちゃんは、ともに考え、ともに悩み、毎日を乗り越えていく。最後はホロリと涙のこぼれる感動のリアルストーリー。