『日本のヤバい女の子 覚醒編』 はらだ有彩
『日本のヤバい女の子 覚醒編』
はらだ有彩 / KADOKAWA / 文庫判並製 / 272P
ヤバい、つまり、最高。人生の波を乗り切るため”ヤバい”女子の声を聞け!
日本の”昔話”には、過激な女の子が登場する。説明もなく危険な玉手箱を手渡す「乙姫」。夫と喧嘩して現世の人の命を奪う「イザナミ」。男装して宮廷で働き、女性を妻とした「女右大将」――彼女たちは”ヤバい”変わり者だったのだろうか? 物語が女の子に貼りつけたレッテルを丁寧に剥ぎ取り、一人の人間としての姿を文章とイラストで描き出す。現代に生きる私たちが固定観念から自由になり、たくましく生きるための覚醒の書!
※本書は2018年刊行の単行本『日本のヤバい女の子』(柏書房)を改題のうえ文庫化したものです。