『生きていること 動く、知る、記述する』 ティム・インゴルド
『生きていること 動く、知る、記述する』
ティム・インゴルド 著 / 柴田崇,野中哲士,佐古仁志,原島大輔,青山慶,柳澤田実 訳
左右社 / 四六判上製 / 604P
《人類が生きることを取り戻すために》
ひとが生きるということ、
それはこの世界の終わりなき流動のなかに身を置き、
世界を変えながら自らも変わり続けてゆくことだ。
芸術・哲学・建築などのジャンルと人類学の交わるところに、
未知の学問領域を切り拓いてきたインゴルド。
さまざまな問いから、人類学や哲学が取り逃してきた〈生きること〉の姿をみつけ、
〈生を肯定する人類学〉の可能性と価値を擁護する。
インゴルドの豊穣なるアイデアのすべてを込めた「Being Alive」邦訳。