『未来は予測するものではなく創造するものである』 樋口恭介
『未来は予測するものではなく創造するものである 考える自由を取り戻すための〈SF思考〉』
樋口恭介 著 / 筑摩書房 / 四六判並製 / 272P
ここではないどこか」への想像力を解放せよ。
意味や価値のわからない仕事を再生産し続ける「制約事項」を爆破し、「本当のイノベーション」に向かって考える自由を取り戻すために。
気鋭のSF作家であり、ITコンサルタントである著者が贈る理論と実践の書!
SF思考、あるいはSFプロトタイピングとは、単一の未来を先取りするための手法なのではなく、複数の未来のうちから「ありうる未来」を幻視するための手法です。もっと詳しく言えばそれは、既定路線を進む現実の中に意図的に事故を紛れ込ませ、つまらない現実を撹乱する手法、あるいは、あなたがあなたのまま、あるがままに思考し、あるがままに語ることを後押しすることで、あなたが本当に望む未来を描くための手法なのです。(「まえがき」より)