『象の皮膚』 佐藤厚志
『象の皮膚』
佐藤厚志 / 新潮社 / 四六判上製 / 144P
皮膚が自分自身だった――。
肌を見られたくない、でもこの苦しみを知って欲しい。五十嵐凜、非正規書店員6年目。アトピーの痒みにも変な客にも負けず、今日も私は心を自動販売機にして働く。そこに起こった東日本大震災。本を求める人々。彼女はそのとき、人間の本性を目撃する。
痒みに支配された女性の生きづらさを描く。
『象の皮膚』
佐藤厚志 / 新潮社 / 四六判上製 / 144P
皮膚が自分自身だった――。
肌を見られたくない、でもこの苦しみを知って欲しい。五十嵐凜、非正規書店員6年目。アトピーの痒みにも変な客にも負けず、今日も私は心を自動販売機にして働く。そこに起こった東日本大震災。本を求める人々。彼女はそのとき、人間の本性を目撃する。
痒みに支配された女性の生きづらさを描く。