『オイモはときどきいなくなる』 田中哲弥 / 加藤久仁生
『オイモはときどきいなくなる』
田中哲弥 作 / 加藤久仁生 画
福音館書店 / 180×140mm / 128P
ときどきと、えいえんと。
モモヨは小学三年生。オイモはモモヨの家の犬のこと。オイモはときどきいなくなるけど、いつも暗くなるまえに帰ってくる。それが、その日は夜になっても帰ってこなかった。でも心配してるのはモモヨだけ。みんななんでか気にしてなくて。そこにいること、もうそこにはいないこと、ほんとうのこと、ゆめのこと。すべての境目が浮かんでは消えながら、『つみきのいえ』の加藤久仁生の絵とともに紡がれる、ときどきとえいえんの物語。