『標本の本 -京都大学総合博物館の収蔵室から 』
新装版『標本の本 -京都大学総合博物館の収蔵室から 』
村松美賀子、伊藤存 著 / 小川洋子(小説家) 解説
青幻舎 / 文庫版 / 280 P(オールカラー)
わー! へぇ!! すごい!!
驚きの連続、知のワンダーランドへようこそ
京都大学総合博物館は、創立以来100年以上にわたって、約260万点の学術標本や教育資料を収集してきました。
本書では、膨大なコレクションの中から動植物や化石、鉱物など自然史の「標本」をご紹介。
皮だけになったアカネズミ、ごきげんなポーズのアオザメ……。生を失った無数のモノたちが待ち受ける一般には公開されていない地下収蔵庫の中に入り、収蔵室を巡りながら、標本の世界の魅力を紹介します。
数や種類、その役割など、 基本的な情報から始まって、剥製標本の顔の表情に着目したりと、 学問の枠にとらわれない切り口で、不思議なモノたちの面白さに迫っていく一冊です。