『死の自叙伝』金恵順
『死の自叙伝』
金恵順 著 / 吉川凪 訳
CUON / 四六判並製 / 184P
韓国フェミニズム詩の旗手・ 金恵順 (キム・ヘスン )が<詩壇のノーベル賞>と称されるカナダのグリフィン詩賞をアジア人女性として初めて受賞した詩集『 死の自叙伝 』 。
光州民主化抗争やセウォル号事件など権力の暴力や怠慢によってもたらされた死、そしてすべての無念な死に捧げた 49 篇には、奇抜なイメージ、スピード感、時にグロテスクですらある力強さが存分に発揮されている。
本作と響き合う長詩「リズムの顔」も巻末に収録。