『チャリング・クロス街84番地 増補版』 ヘレーン・ハンフ
『チャリング・クロス街84番地 増補版』
ヘレーン・ハンフ 著 / 江藤淳 訳
中央公論新社 / 文庫判並製 / 248P
ロンドンの古書店に勤める男性と、ニューヨーク在住の女性脚本家。大戦後間もない一九四九年から、本の購入を介して二十年にわたり交わされた手紙には、書物へのつきぬ愛着と、率直な友情が綴られていた。発表されるや世界中の読書家を魅了した、心あたたまる書簡集。後日譚を描いたエッセイ「その後」を収録した増補版。〈解説〉辻山良雄