『韓国文学を旅する60章』
『韓国文学を旅する60章』
波田野節子、斎藤真理子、きむ ふな 編著
明石書店 / 四六判並製 / 384P
文学と旅はよく似ている。本を開き、私たちは日常から解き放たれて旅に出る。とくに外国の文学作品との出会いは、見知らぬ土地への旅立ちにも似ている。未知の場所を背景にした物語を読み終えたとき、私たちは一つの旅を終えたような気持ちで大きなため息をつくのである。(本書 はじめに より)
いまもっとも注目されている韓国文学。さまざまな土地にゆかりのある、古典から現代まで総勢60人の作家/作品を通して、読者を旅に誘う。韓国を愛するすべての人に向けた、豪華執筆陣による珠玉のエッセイ集。エリア・スタディーズ〈文学編〉。