『本を気持ちよく読めるからだになるための本』 松波太郎
『本を気持ちよく読めるからだになるための本
―ハリとお灸の「東洋医学」ショートショート』
松波太郎 / 晶文社 / 四六判並製 / 258P
芥川賞作家、映画監督、アーティストたちが
こぞって駆け込む治療院。
東洋医学の秘密と日々の風景を
創作日記形式でゆるゆる紹介
吸って、吐いて、読んで、 書いて、吸って、吐いて――。
頁をめくるごとに楽になる。
プロサッカー選手を目指すも、大怪我で挫折、世界放浪の旅に。帰国後、小説家として活躍するも賞に恵まれず、職業小説家としての息苦しさを感じていた時、ふと旅する中で出会った鍼灸を思い出し、その道へ進んだ著者が、東洋医学の基本と、頭痛、風邪、腰痛から逆子や美容鍼まで、テーマごとにやんわりと伝える、「読んでほぐれる」ストーリー。