『ゆめみるけんり』vol.4
『ゆめみるけんり』vol.4
ゆめみるけんり / 新書判 / 192P
詩とは、わたくしごとなのだと、あなたは言う。
翻訳詩と生活のzine。
様々な地域の外国語文学を学んできた同士が集まり、生活の中にあって、詩への権利/夢みる権利をもつための場所としての誌面。
最新4号の特集は「手紙」です。*既刊は版元品切
"詩の多くが、おそらく、誰かに宛てて書かれてきました。その反面、詩にとって本質的だったのはむしろ、その宛先に詩が届かないことであったように思います"
ー「はじめに」より
〈目次〉
◆特集:手紙
- 佐々木樹「《物質詩》/《Material poetry》」
- 杉浦朋美「十進法の子兎」
- アスガル・ゴーンダヴィー/倉畑雄太・谷口新之介「抒情詩」
- アリー・シャリーアティー/村山木乃実「妻への手紙」
- Iutus Sator「De Profundis/深淵より」
- よるか「モノローグ」
- ジャコモ・レオパルディ/藤澤大智「無限のあとで:レオパルディの詩と手紙」
- くだしあ「フィット」
- Kamila Lin「スニーカーへの手紙」
- 髙野由美「You leave someday」
- 國米陸「あな」
- アルノルト・シェーンベルク/石井優貴「シェーンベルク(一八七四〜一九五一)の書簡から」
- ふじたみさと「詩は不在からの合図」+コラム
- プロホロワ・マリア/Прохорова Мария 「2通の手紙」
- 砂漠で生きる「仔ヌーを逃がす」
- 山口勲「訓戒」
- マリーナ・ツヴェターエワ+ボリス・パステルナーク/工藤順「あなたってなんて私なんだろう!:パステルナークとツヴェターエワの手紙より」
◆書店コラム
ー 忘日舎インタビュー
◆連載
- フェルナンド・ペソア/ふじたみさと・ふじたなお「アナーキスト・バンカー」(2)
- ニコライ・フョードロフ/工藤順「著作者の義務と、博物館・図書館の権利」(2)