『吠える その他の詩』アレン・ギンズバーグ
『吠える その他の詩』
アレン・ギンズバーグ 著 / 柴田元幸
訳 / SWITCH PUBLISHING / 四六判 / 96P
息苦しさが支配する1950年代アメリカにおいて、
詩人は反抗と自由をうたった。
カウンターカルチャーの嚆矢となり、
後世に決定的な影響を与えた一冊。
ビート・ジェネレーションを代表する詩人による
1956年刊行の詩集が、新訳で甦る。
1955年10月7日、
サンフランシスコの小さな会場で行われた
若い無名の詩人5人による朗読会において
ギンズバーグは「吠える」の第一部を読み、
聴衆は電撃的に反応した。
――「訳者あとがき」より
【内容】
『吠える』について――ウィリアム・カーロス・ウィリアムズ
吠える/吠える 脚注/カリフォルニアのスーパーマーケット
オルガン曲を書き写す/ひまわりスートラ/アメリカ
グレイハウンドの荷物室で
初期詩選(アスフォルデ/うた/野生の孤児/リアルの背後で)