『ボッティチェリ 疫病の時代の寓話』 バリー・ユアグロー
『ボッティチェリ 疫病の時代の寓話』
バリー・ユアグロー 著 / 柴田元幸 訳
ignition gallery / A6判 中綴じ / 44P
装幀:横山雄(BOOTLEG)
《収録作品》
ボッティチェリ / ピクニック / 鯨 / 影 / スプーン / 猿たち / 戸口 / サマーハウス / 風に吹かれて / 岩間の水たまり / 夢 / 書く
「正気を保つため」に書かれた疫病の時代の寓話。
アメリカ在住の作家・バリー・ユアグローが、2020年4月5日から5月11日にかけて、都市封鎖状態の続くニューヨークから柴田元幸に送った12の超短篇が、1冊の小さな本になりました。
“ある時期にひとつの場所を包んでいた、だがほかの多くの場所でもある程度共有されていた特殊な(と思いたい)空気を封じ込めた小さな本。”(柴田元幸「この本について」より)