『宿借りの星』酉島伝法
『宿借りの星』
酉島伝法 / 東京創元社 / 四六判仮フランス装 / 518P
その惑星では、かつて人類を滅ぼした異形の殺戮生物たちが、縄張りのような国を築いて暮らしていた。
罪を犯して祖国を追われたマガンダラは、放浪の末に辿り着いた土地で、滅ぼしたはずの“人間”たちによる壮大かつ恐ろしい企みを知る。
それは惑星の運命を揺るがしかねないものだった。
マガンダラは異種族の道連れとともに、戻ったら即処刑と言い渡されている祖国への潜入を試みる…。
『皆勤の徒』の著者、初長編。