『おちび』エドワード・ケアリー
『おちび』
エドワード・ケアリー 著 / 古屋美登里 訳 / 東京創元社 / 四六判上製 / 588ページ
マリーは、お世辞にも可愛いとはいえない小さな女の子。
父の死後、母と共に人体のパーツを蝋で作る医師のところに住み込むが、そのあまりのリアルさに敬虔なクリスチャンである母は耐えられずに自殺、残されたマリーが、医師の手伝いをすることに。
やがてマリーは医師に伴われてパリに行き、ルイ16世の妹に仕える。だがパリには革命の嵐が。
〈アイアマンガー3部作〉の著者が激動の時代を生きたマリーの生涯を描く、驚天動地の物語。
物語の魅力がつまった、比類なき1冊です。