『叔父は肩幅が1メートルあったらしい』 大木芙沙子
『叔父は肩幅が1メートルあったらしい』
大木芙沙子 / PHP研究所 / 四六判並製 / 232P
多様性社会がすすむなか、スーパーナカヤマ竜子店のパートタイマーに、金星人である金子さんが採用される。店長の笹本は、金子さんが周囲と馴染めるのか気を揉むが……。(「金子さん」)
お笑い芸人を目指すジャガイモ農家の息子・ポテ伊藤は、トマト農家の娘・トメ伊藤と運命の出会いを果たし、「伊藤農園」という漫才コンビを組むことになるが……。(「伊藤農園」)
一緒によく遊ぶ、お寺のよっちゃんのことをみんなが忘れてしまった。よっちゃんを探そうとする“わたし”が辿りついた場所は。(「よっちゃんはいい子」)
広すぎる肩幅に苦悩していた叔父について、姪が人びとから聞いた奇想天外な話とは。(「叔父は肩幅が1メートルあったらしい」)
日常にまぎれこむ小さな不思議を描いた、せつなくもあたたかい13編からなる短編集。
著者プロフィール
大木 芙沙子 (オオキ フサコ) (著)
1988年生まれ。東京都出身。Kaguya Planetで「かわいいハミー」を発表。惑星と口笛ブックスより電子書籍にて短編集『花を刺す』を刊行。他、「やけにポストの多い町」(『SFマガジン』2025年2月号)、「二十七番目の月」(Kaguya Planet)、「篝火」(『文學界』2025年8月号)などがある。


