『すみれにはおばけが見えた』 鴻池留衣
『すみれにはおばけが見えた』
鴻池留衣 / 田畑書店 / 四六判並製 / 324P
小説家である古賀拓哉は、モデルで女優の岩下すみれが亡くなったことを契機に、異父妹である彼女についての小説を書き始める。小説を書き進めるうちに、彼の記憶は不確かな嘘によって上書きされてゆく──表題作「すみれにはおばけが見えた」他、現実世界を物語に仮託し、その世界の主人公であると信じ込む男・大吾郎の暴走を描く「スーパーラヴドゥーイット」。そして書下ろし短篇「ときめいて、花畑先生」の3篇を収録。


