『ひとりでやらないもん! 「誘われ待ち」をやめて「巻き込み上手」として生きていく方法』 竹田信弥
『ひとりでやらないもん! 「誘われ待ち」をやめて「巻き込み上手」として生きていく方法』
竹田信弥 / 雷鳥社 / 四六判並製 / 176P
さようなら、
ぜんぶひとりでやろうとして
結局あきらめてしまう自分
気になっているお店の前をいつも通り過ぎてしまう……
趣味を発表したいのに評価されるのは怖い……
地元や地域を盛り上げたいけど人前に立つのが苦手……
それなら、共感してくれる人に助けてもらえばいいんです!
仕事を続けながら、生きがいを見つけたい人へ
ひとりでは小学校のトイレにも草野球チームの見学にも行けなかった本屋店主による、孤独な大人にならないためのハウツー&エッセイ
「ひとりでやらない」人生と、誰かとの一歩が踏み出しやすくなる50のコツ
作家や研究者が選ぶ「100年後まで読みたい本」を並べる書店〈双子のライオン堂〉の店主は、小さい頃から40歳を過ぎた現在まで、ひとりでは何もできない人生を歩んできた。
小学校のトイレは連れション。中学校では人のためになることをしたいが「褒められたいだけ」と思われるのがいやで、協力してくれる友だちといっしょに「校内美化部」を作り、委員会活動としてやらされている振りをした。高校生で友だち関係に悩んだときは、違う学校の同じ目標を持った仲間たちとの対話に救われた。社会人になり野球がしたくなったときは大学時代の同級生についてきてもらい、ふたりで草野球チームの見学に行った。
そして自身の本屋を構えてからも、イベント開催に踏み切れない思いを打ち明けた常連さんに助けられたり、本屋仲間に力を借りたりしながら、読書会や開業講座、文芸誌の刊行など、さまざまなアイデアを実現してきた。
そんな「ひとりでなんでもこなしたいけどできない」現実と折り合いをつけてきた著者が、多くの人が大人になる過程で抱えてしまった「こうじゃなきゃいけない」という思い込みや他者を恐れる気持ちを代わりにさらけ出します。
先のことを想像して不安になり、理由をつけて後回しにしていたことに向き合ってみませんか?
人を頼っていいんです。ひとりでできなくたって恥ずかしくありません。
行きたいところがあれば誰かについてきてもらえばいい、やりたいことがあれば相談相手になってもらえばいい。
みんな誰かの役に立ちたいと思いながら、声をかけられるのを待っています。
せっかくの思いつきも、形にしなければ「何もない」のと同じこと。それはあまりにもったいない。
10年後、20年後に「あのとき、一歩踏み出せばよかった」と後悔しないためにも、「ひとりでやらないもん」を〝いっしょ〞に考えましょう。
本書の裏テーマは「大人になってからの仲間づくり」です。
周囲からの評価にひどく敏感なぼくは、自分がどう見られるかを過剰に気にして、人から否定されたり、自分の能力の低さを露呈したりすることを極端に恐れていました。さらに「何でもひとりで完璧にこなさなければならない」という呪縛に囚われてもいたんです。他人に弱みを見せることができず、しかも自信がなく自己評価が低い。やっかいなことに「ぼくなんて……」と思う一方で、「人から評価されたい」という欲求を強く抱えてもいました。
この複雑な心を落ち着かせてくれたのが、誰かといっしょに活動するということでした。(3章「自分の弱さと人とやるめんどくささを受け入れる」より)


