『世界が生まれた朝に』 エマニュエル・ドンガラ
『世界が生まれた朝に』
エマニュエル・ドンガラ 著 / 高野秀行 訳
中央公論新社 / 文庫判並製 / 368P
マンクンク、おまえは破壊者だ!
訳者・高野秀行が学生時代に出会い、誰に頼まれたわけでもなく訳してしまった、魅惑の書
これぞまさに世界文学が待望していた小説――野崎歓(解説より)
「《力》と、《力》に敬意を捧げる夕ムタムをひっくり返す者」と運命づけられ、大河に、氏族の王に、植民地支配の異人に、そして、自分の社会そのものに挑んでいった永遠の革命児マングラ・マンクンク。
コンゴのとあるバナナ畑で孤独な生を受け、《知》と《力》を追及し、長じては偉大な「ンガンガ」(呪術師)となった男が、半世紀に及ぶ試練の旅を乗り越えて、最後に見たものとは……。
神話的世界から、急激な近代化による矛盾まで、一人の人間の一生を通してアフリカ共通の歴史を描き出す。


