『こんなにも多くの人が、マリアナ』 マリア・ジュディッテ・デ・カルヴァーリョ
『こんなにも多くの人が、マリアナ』
マリア・ジュディッテ・デ・カルヴァーリョ 著 / 木下眞穂 訳
集英社 / 四六判並製 / 288P
0世紀後半のポルトガルを代表する女性作家が容赦なく突きつける、虐げられた者たちの孤独と諦念
「ポルトガル文学界の慎ましい花」と称された文豪、マリア・ジュディッテ・デ・カルヴァーリョ(1921-1998)。
没後20年の2018年に本国で全集が復刊されたところたちまち話題となった。
独裁政権とカトリックの家父長制に虐げられた女たちの孤独と怒り、希望と諦念を、卓越した観察眼と内面描写が鮮烈に抉り出す。
日本版では短篇集『こんなにも多くの人が、マリアナ』(1959)と中編『空(から)の戸棚』(1966)を合本して収録。
今もなお新しい文芸作品集。
「これらの物語に触れると、取るに足りない“生”などないと思える」――小川公代さん
【目次】
こんなにも多くの人が、マリアナ
人生と夢
カンディダおばあちゃま
母親
アルミンダ嬢さん
クリスマスの夜
すれ違い
日曜日の散歩
空(から)の戸棚
訳者あとがき


