『捨てた紙、捨てられない紙』 スズキナオ
『捨てた紙、捨てられない紙』
スズキナオ / 和久田書房 / 四六判上製 / 272P
「なんでこんなものまで取ってあるんだよ!」と、過去の自分に対して腹が立つほど、各時代の自分が捨てられずに残してきた紙たちが部屋のあちこちから現れる。どうして捨てられないのだろう……膨大な量の紙を見つめて、改めてそれら一枚一枚に対する思い入れを文字にしてみようと思ったーー(はじめに「捨てられない紙に囲まれて」より)
誰もが家のどこかにある〝捨てられない紙〟。そこに浮かび上がるのは、ささやかな日々の記録、今はもうない店や場所、家族や友人との時間……それらを乾いたユーモアと柔らかな愛をたたえた視点で炙り出す珠玉のエッセイ。なんでもないような日常や、旅、酒、店、音楽、そしてあまり語られなかった幼少期や学生時代のこと……。図らずもスズキナオの集大成的な一冊になりました。
目次
はじめに ーー捨てられない紙に囲まれて
第一章 なくなった場所の紙
第二章 家族の紙
第三章 自分を思い出す紙
第四章 うれしい紙
第五章 よくわからない紙
捨てた紙 ーーあとがきに代えて


