『からっぽ家族 コルム・トビーン短編集』 コルム・トビーン 著 / 伊藤範子 訳
『からっぽ家族 コルム・トビーン短編集』
コルム・トビーン 著 / 伊藤範子 訳
論創社 / 四六判上製 / 272P
アイルランドの代表的作家トビーンによる珠玉の中・短編。夫を亡くし恋人にも見捨てられたレイディ・グレゴリーが、晩餐会で作家ヘンリー・ジェイムズに告白的な物語を語る「沈黙」、10年間の亡命生活を経て故国に戻った女性がフランコ体制崩壊後、社会も家族との関係も何もかもが変わってしまったことに気づく「新しいスペイン」、バルセロナで働く2人のパキスタン人労働者の禁断の愛を描く「通り」など、トビーン独自の感性が光る9編を収録。フランク・オコナー国際短編小説賞最終候補。
目次
日本語版に寄せて コルム・トビーン
沈黙
からっぽ家族
女二人
ワン マイナス ワン
真珠とり
バルセロナ、一九七五
新しいスペイン
影の色
通り
訳者あとがき


