『だれか、わたしを助けて』 エリカ・クラウス
『だれか、わたしを助けて』
エリカ・クラウス 著 / 古屋美登里 訳
亜紀書房 / 四六判上製 / 360P
逃れようのない現実を前に、わたしも、あなたも、「だれか、助けて」と心の中で叫んでいる。
極寒の町を捨て、運命の男と共に出ていくのか。
愛する人が死を望む時、この手で殺せるのか。
赤の他人の子どもたちを、本当に救うのか──。
岐路に立つ12人の、それぞれの決断。
『いつかわたしに会いにきて』で熱烈な支持を集めたエリカ・クラウス、待望の最新短篇集。
目次
日本の読者のみなさまへ
極寒の街
ピアノ
ダッジ通りの北側
ヘラジカを食べてくれ
だれか、わたしを助けて
バンコクにいると
立っている男
ユダヤ人
神を畏れるごとく我を畏れよ
あなたとなら一晩中こうしていられるけど、それって人生で最悪の夜になりそう
ブルー・ホール
心臓と大血管損傷
訳者あとがき
著者プロフィール
エリカ・クラウス (エリカ クラウス) (著)
1969年ニューヨーク州ヨンカーズ生まれ。日本のアメリカンスクールで中高等教育を受ける。1991年にアイオワ州グリネル大学で文学士号を、1996年にコロラド大学で英文学と創作で修士号を取得している。短篇集に『いつかわたしに会いにきて』(古屋美登里訳、ハヤカワepi文庫)があり、その他に長篇小説とノンフィクションを一冊ずつ上梓している。コロラド州にある「ライトハウス・ライターズ・ワークショップ」という非営利団体の創作教室で創作を教え、弁護士事務所のパートタイムの調査員としてさまざまな調査をおこなっている。
古屋 美登里 (フルヤ ミドリ) (訳)
翻訳家。著書に『雑な読書』『楽な読書』(いずれもシンコーミュージック)。訳書にエドワード・ケアリー『望楼館追想』『おちび』『呑み込まれた男』〈アイアマンガー三部作〉(以上東京創元社)、デイヴィッド・フィンケル『帰還兵はなぜ自殺するのか』『アメリカの悪夢』、デイヴィッド・マイケリス『スヌーピーの父 チャールズ・シュルツ伝』、イーディス・パールマン『蜜のように甘く』『幸いなるハリー』トム・ゴールド『月の番人』、ナオミ・S・バロン『書くことのメディア史』(以上亜紀書房)、ダニエル・タメット『ぼくには数字が風景に見える』(講談社文庫)、ジョディ・カンター他『その名を暴け』(新潮文庫)など多数。


