『ハムの少ないハムサンド』 川田ゆかる
『ハムの少ないハムサンド』
川田ゆかる / KADOKAWA / 四六判並製 / 188P
瑞々しく生活を口語で詠みあげた第1歌集。
短歌と出会ってからの314首を収める。
抑揚のない日の夕暮れケチャップのとび出る音が部屋にひびいた
映像の展示の部屋が暗すぎて能楽師よりゆっくり歩く
君のひげ長閑、君のまつげ長閑 忘れはしない見上げた猫の
とじててもひろげている人ひろげてもとじている人並んで座る
髪色をピンクにかえて街に立つ もう口笛をふくことはない


