『労働の思想史 哲学者は働くことをどう考えてきたのか』 中山元
『労働の思想史 哲学者は働くことをどう考えてきたのか』
中山元 / 平凡社 / 四六判並製 / 328P
なぜいま働くことは苦しいのか――。人類誕生からAIの進化著しい現代まで、哲学者の思想から労働の功罪の価値を明らかにし、生きる意味を問い直す画期的な思想史。
【本書に登場する哲学者・思想家】
ヘシオドス/アリストテレス/ヨハネス・カッシアヌス/ヌルシアのベネディクトゥス/ソールスベリーのジョン/マルティン・ルター/ジャン・カルヴァン/トマス・ホッブズ/リチャード・バクスター/ジョン・ロック/バーナード・デ・マンデヴィル/フランソワ・ケネー/ジョン・ウェスレー/デヴィッド・ヒューム/ジャン=ジャック・ルソー/アダム・スミス/ジャック・テュルゴー/イマヌエル・カント/サン=シモン/ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲル/ロバート・オーウェン/シャルル・フーリエ/カール・マルクス/フリードリヒ・エンゲルス/ヨセフ・ディーツゲン/ポール・ラファルグ/フリードリヒ・ニーチェ/ジークムント・フロイト/マックス・ウェーバー/バートランド・ラッセル/マックス・シェーラー/マルティン・ハイデガー/マックス・ホルクハイマー/ルイス・マンフォード/テオドール・アドルノ/ハンナ・アレント/シモーヌ・ヴェーユ/ジャック・ル・ゴフ/イヴァン・イリイチ/ミシェル・フーコー/アーリー・ラッセル・ホックシールドほか
目次
序として
働くという営みの分類について
第1章 原初的な人間の労働
原初的な労働とは/旧石器時代の労働と芸術/新石器時代の労働
第2章 古代の労働観
古代の社会構造/古代ギリシアの行為と労働/ヘブライの社会と労働
第3章 中世の労働観
修道院と労働/新たな展開
第4章 宗教改革と労働――近代の労働観の変革(一)
近代の労働思想の諸側面/宗教改革と労働/労働の聖化/労働する主体の構築
第5章 経済学の誕生――近代の労働観の変革(二)
重商主義と重農主義の労働論/アダム・スミスの登場
第6章 近代哲学における労働
ホッブズの第一歩/ロックの貢献/ヒュームによる変容/ルソーの労働論/カントの労働と遊戯/ヘーゲルの労働論
第7章 マルクスとエンゲルスの労働論
人間にとっての労働の意味/マルクスの労働価値説/労働による疎外
第8章 労働の喜びの哲学
フランス革命と産業者階級の理論/オーウェンのユートピア/シャルル・フーリエの労働の喜び/労働の喜びの哲学
第9章 労働の悲惨と怠惰の賛歌
怠惰の賛歌/シモーヌ・ヴェーユの労働論/現代の労働システムとその変遷
第10章 労働論批判のさまざまな観点
ニーチェによる労働批判/フロイトにおける応用/ハイデガーの技術論/啓蒙の弁証法/生産至上主義の限界
第11章 グローバリゼーションの時代の労働
シャドウワーク/感情労働/AI時代の労働


