『懐炉』 森本孝徳
『懐炉』
森本孝徳 / 思潮社 / 四六判並製 / 120P
熱いものをなつかしむ
寝台のうえで
死者をよみがえらせたい一心で
前のページへ、さらに前のページへと
すばやく指を滑らせるのだ
(「Picnic」)
「詩行とナラティブの淵、記述と抒情の淵を溶かし始めた、森本の言葉の滲む輪郭にこそ、われわれが感受できる“歴史”の射程を越えようとする新しい“イメージ”がみえる。入口が過去の森本の詩よりやさしい、この詩集に「言葉の丸腰」で飛び込めばよい」――町屋良平
待望の第3詩集。装幀=森敬太、装画=ナカガワコウタ


