『鉄の胡蝶は』 保坂和志
『鉄の胡蝶は』
保坂和志 / 講談社 / 四六判並製 / 368P
「やれたかも」と「やりそこなった」は同じか?
執着のないはずの沢井綾子にこだわるのはなぜなのか?
下世話な考察から始まる摩訶不思議な小説は、読者を壮大な迷宮へと誘い込む。
船乗りの父と鎌倉の思い出、猫に教えてもらった知恵の数々、フロイト、小津安二郎、カフカ、サザンにビートルズ。
1960年代から現代まで、記憶と意識と思考が入り乱れて織りなされる、著者の代表作にして最高到達点。〈21世紀のカフカ〉が贈る、果てしなき物語。


