『初期の水原涼』 水原涼

『初期の水原涼』
水原涼 / 私家版 / 四六判並製 / 250P

地方都市のロックバンドの青春小説「犬小屋」、戦災孤児が崩壊した故郷を訪れるロードノベル「return to our home.」、講談社から刊行された「蹴爪(ボラン)」の続篇「別天地(ランギト)」。

文學界新人賞を受賞してデビューした2011年から2022年までに同人誌に発表した短篇小説11篇と詩2篇、書き下ろしの解説を収録。

SFやファンタジー、詩、私小説、友人の結婚祝いに書いた未発表作まで、多彩な作品が楽しめる一冊に。
著者自身による解説では、各作品執筆時の振り返りなども。
水原涼がそのキャリアの初期に、自身の作風を模索していく軌跡が記録されています。


収録作
塔の片恋 2011年12月 
ガネットは止まった 2012年9月(未発表)
犬小屋 2013年11月
ブラジルの人 2014年3月
サリンジャー 2014年11月
return to our home. 2015年11月
アメリカン・マイク・ポップコーン 2016年1月
粘土の街 2016年1月
フィル 2016年4月
バッシュを盗む 2016年11月
別天地(ランギト) 2017年11月
CはクッキーのC 2019年5月
犬が眼鏡をかけている 2022年11月(未発表)
書け、書きつづけろ ──あとがきにかえて 2018年11月
解説 水原涼 2026年3月(書き下ろし)

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作家にとって初期とは何か?

詩人だったころの池澤夏樹、一九八〇年代の大沢在昌、担当編集者に〈重版童貞〉と揶揄された佐藤友哉。のちに名を成してから、彼らの初期作品に光が当てられた。池澤の詩は『池澤夏樹詩集成』としてまとめられ、大沢の初期作品は一つ残らず文庫化され、佐藤の最初の三作は新装版が出た。彼らの初期は言祝がれた。

それでは、水原涼にとって初期とは何か?

作家にとっての初期が最初の代表作を──池澤が「スティル・ライフ」を、大沢が『新宿鮫』を、佐藤が『クリスマス・テロル』を──書くまで、ということであれば、水原はまだ初期を脱け出せていない。しかしまあ、ひとまず節目の年ではある。十年前の作品を読み返すといささか気恥ずかしくなるようにもなってきた。それでこの作品集を編むことにした。

(水原涼「解説」より)

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